当社の100%子会社(株)ハイメディックは、主にがんなどの生活習慣病を早期発見するためのPET/CTなど最先端医療機器を使用する検診や、24時間電話健康相談サービスなどが受けられる総合的な会員制メディカル健康クラブである「グランドハイメディック倶楽部」『ハイメディック・東大病院』会員権を2005年6月から販売しておりましたが、本日から東京大学医学部附属病院(以下東大病院)中央診療棟2内において、検診サービスを開始致しますのでお知らせいたします。
(株)ハイメディックは1994年にハイメディック山中湖で、世界で初となるPETを用いた最先端医療機器を使用した検診サービス事業を開始し、12年間にわたって検診を実施、がんの早期発見など予防医学に大きな実績を上げてきました。
「グランドハイメディック倶楽部」は、(株)ハイメディックが運営する会員制のメディカル健康倶楽部であり、『ハイメディック・東大病院』の検診が開始されることによって、「山中湖」、「大阪」、「東京」の3拠点となり、関東圏居住者にも、より便利なサービスを提供できる体制が整うことになります。
『ハイメディック・東大病院』は、東大病院への検診委託事業であり、PET/CT、超高磁場MRIなど高性能の最先端医療機器を使用する検診を行います。
また、総合的なメディカル健康倶楽部として、セカンド・オピニオンや24時間体制の電話相談サービス※などが受けられます。※提携会社によるサービス
疾病が疑われる場合においては、東大病院などへのスムーズな情報提供及び診療が期待できるほか、検診における臨床データは、同時に「コンピュータ画像診断学/予防医学」講座の研究に使用され、今後の医療に広く貢献できることが期待されます。
なお、同社のメディカル会員数は、2006年9月末現在で4,509名となっており、当連結会計年度におけるメディカル事業全体の売上高は約55億円、営業利益は約9億円を計画しております。
『ハイメディック・東大病院』の概要は次項の通りです。
〜ハイメディック・東大病院の概要〜
<特長>
世界最新鋭の高性能機器を備えています。
最先端検診機器として注目されている「PET」と16列マルチスライス「CT」を合体させ、高速、高精度の検診を実現。同一ベッドで検査できるため、よりスピーディで正確な検診が可能で、がんの早期発見を実現します。
一般に臨床で使われている1.5テスラ(磁場強度の単位)の機能を遥かに上回る3.0テスラの機器を導入しました。得られる情報の「MRI」は脳疾患をはじめ「がん」を含めた異常影の早期発見に、「MRA」は血栓や動脈瘤など主要血管の閉塞・狭窄の早期発見に威力を発揮することが期待されます。
乳房撮影専用の「マンモグラフィ」は世界初のフルデジタル装置を導入し、女性スタッフも配置します。
また超音波診断では、日本の機関で初の実用化となる身体に負担の少ない「心筋ストレイン法」を取り入れています。
さらに「PET/CT」や3.0テスラの「MRI」、「マンモグラフィ」、「超音波画像」などのデータから3次元画像や動画を作成し、3D画像診断システムを一元管理する「PACS」を導入しています。また、各種検診データをご自宅のパソコンでも見る事が出来るためのCD作成機を導入します。
- <導入機器一覧>
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〇PET/CT | 2台 | 〇MRI | 2台 |
〇マンモグラフィ | 1台 | 〇超音波装置 | 4台 |
〇心電図装置 | 2台 | 〇その他各種測定装置 | 1式 |
- <サービス一覧>
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〇医療相談室(セカンド・オピニオン)※1 | 〇24時間電話健康相談サービス※2 |
〇後方支援病院の紹介 | 〇土日検診の実施 |
〇デジタルデータによる検診結果の提供 | 〇3次元画像や動画での検診結果説明 |
〇マンモグラフィ及び女性スタッフの配置 | 〇コンシェルジュサービス |
※1東大病院内に相談窓口はありません。
※2提携会社によるサービスとなります。
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