価値創造モデル

リゾートトラストグループ経営理念

私たちリゾートトラストグループは
新天地開拓を企業精神として
「信頼と挑戦」「ハイセンス・ハイクオリティ」
「エクセレントホスピタリティ」を追求し
お客様のしなやかな生き方に貢献します

主な経営資本（インプット）

事業資本・社会関係資本

• 運営施設数：104施設
• ビジネスパートナー、地域社会との協働・連携

人的資本

• 人的資本 従業員数：8,404名（グループ・正社員）
• 独立社外取締役：6名（うち、女性独立社外取締役2名）

知的資本

• ホテル、施設のスマート化
• 施設利用データ
• 検診データ
• 医療機関との共同研究（東大病院・京大病院 他）
• がん治療機器の研究開発（国立がん研究センターとのBNCT開発）
• 非日常的な空間デザイン

財務資本（グループ）

• 総資産：4,685億円
• 純資産：1,356億億円
• 長期預り保証金：1,231億円　※会員からの無利息の預り資金
• 現金および現金同等物：322億円
• コミットメントライン契約：900億円（2024年3月末時点）

自然資本

• 事業を支える全ての環境資源

価値創造の源泉

会員・顧客～一生涯のパートナーとなりともに価値を創造する～

会員制サービスの中で、多様なニーズを取り込み、新規事業の開拓や、より質の高いサービスの提供に努めてきました。19万人を超えるホテル会員様を中心に、グループ全体で数百万人にのぼるお客様の満足度向上が、新たなお客様へとつながる価値の連鎖となっています。こうした会員制事業の浸透や世の中への提供価値の拡がりが、当社グループの持続的成長の源泉となっています。

人財～「ご一緒します、いい人生」を体現する組織～

グループアイデンティティを体現すべく、スタッフ一人ひとりが顧客の潜在的なニーズに応えています。また、グループ共通の取り組みとして、組織ごとにアイデンティティの浸透を推進するアンバサダーを設置。活動を支援するプロモーターとともに、ブランド向上に向けた企画立案、他本部との情報交換による横展開に取り組んでいます。

競争優位性

資産～ブランドを支える施設、開発・運営ノウハウ、ネットワーク～

当社が展開する国内数十カ所の施設は、創業時からの理念にもとづき、細部までこだわり抜いた圧倒的な品質の高さと、訪れる方々に非日常を味わっていただける空間を、妥協することなく追求し続けています。また、メディカル事業では大学との産学連携事業を通して進めている第一線の研究成果をもとに、先端医療や新たな健康事業を推進しています。

財務基盤～会員制ならではのキャッシュ・フロー創出力～

会員様との強固な顧客基盤をベースとした当社独自のビジネスモデルは、盤石な財務基盤につながっています。
主軸の分譲型会員制ホテルは、着工と同時に会員権販売を開始し、開業までにほぼ投資額を回収できる短期の回収モデルを実現しているほか、開業後に得られる年会費や保証金償却収入などの安定した運営収益を生み出しています。

ブランド価値の向上

既存会員の皆様による当社グループへの期待から新たな事業・サービスが生まれ、より一人ひとりの人生に寄り添った感動体験の提供が可能となります。また、会員様の満足度を高める事で新たなお客様をご紹介いただく機会も増え、新たな会員数の増加にもつながり、当社グループのブランド価値の向上につながります。

基盤

価値創造の基盤として、「情報セキュリティ」「リスクマネジメント」「ガバナンス」の3つを位置づけています。

情報セキュリティ

リスクマネジメント

ガバナンス

サステナビリティ経営

マテリアリティ

• 「ご一緒します、いい人生」の実現
• リゾートトラストグループ独自のブランド価値の醸成
• スタッフの「いい人生」
• 環境負荷の低減
• ガバナンス強化

サステナブル投資

• 再生可能エネルギー
• 知財、人財
• 施設運営・商品モデルの永続化
• 時代に即した新たなプロダクトの創出
• 企業アライアンス

グループ戦略中期経営計画

当社グループへの満足度が高まると、ご利用いただく当社サービスの領域や頻度・期間などの拡大、一会員様あたりの利用額が増えます。また、会員様からのご紹介に加え、当社が展開するデジタルを活用した販売戦略や、認知向上に向けたブランド戦略は、当社会員権の訴求力を向上させています。コロナ禍でも持続的に会員数を伸ばす結果につながっています。

創出する価値（アウトカム）

健やかでしなやかな生き方への支援

《あらゆるライフステージにおけるサービスの提供》

• 会員満足（入会満足・紹介意向）
• 新規会員の継続的な入会

《心身ともにやすらぐ空間の提供》

• リゾート施設利用者層の拡大

《健康寿命の延伸》

• 一般向け健診の推進
• 医療機関への運営支援の拡大
• 介護施設入居者の要介護度の維持・軽度化

多様性の発揮と働きがいの実現

• 女性管理職比率（グループ）：19.6％
• 外国人管理職比率（グループ）：4.3%
• 新規採用に占める中途比率（単体）：44.6%
• 男性育児休業取得率（単体）：63%

持続性のある社会への貢献

• 地域経済活性化に向けた連携プロジェクトの実施
• 医療機関との共同研究による低侵襲がん治療機器の普及
• 地球環境の維持・改善：クリーンエネルギーの採用、省エネ、CO₂削減への取り組み
• 自然とリゾート施設との共存