カクテルから発信するサステナビリティ
2022年9月25日(日)は「Global Goals Day」でした。
この日を含む9月17日(土)から9月25日(日)までの1週間は「SDGs週間」と言われ、SDGsへの意識を高め、行動を起こすきっかけづくりのため、世界中でさまざまなイベントなどが開催されました。
ホテル・ゴルフ場・介護施設など、飲食を提供する場を多く運営しているリゾートトラストグループでは、サステナビリティの観点から、使用する食品が問題ないか、まだ食べられるものを廃棄して食品ロスが発生していないかなど、常に課題になっています。
現在、世界中で意識されている「サステナビリティ」「SDGs」は、カクテルの世界でも注目されています。「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」の14階にある「THE KAHALA LOUNGE」では、少しでも食品ロスを削減しつつ、お客様に喜んでいただけるカクテルをつくりたいと考え、貴重な食品を無駄なく有効活用した「サステナビリティ カクテル」を3種提供しました。
「ザ・カハラ・マティーニ」
抜栓後、炭酸が弱くなったシャンパンをジュニパーベリー(西洋ネズという針葉樹の実)とともに煮つめ、味わいのアクセントとして使用しました。
「ザ・カハラ・エスプレッソマティーニ」
環境訴求型認証「レインフォレスト・アライアンス※」の認証を受けたコーヒー豆から独自にブレンドし、抽出したエスプレッソを使用しました。
※国際非営利団体であるレインフォレスト・アライアンスが推進する基準に従い、自然環境に配慮して適正な労働環境で作られているものです。お客様がコーヒーを召し上がることで、熱帯雨林の自然保護や労働者の手助けにつながっています。
「テパチェ・マルガリータ」
本来は捨ててしまうパイナップルの芯や果皮を、一晩砂糖に漬けることにより抽出した豊かな香りとエキスを使用しました。
食品一つひとつをとっても、それぞれに異なった課題や背景を持っていますが、サステナビリティという一つの目標に向け、今後も取り組んでいきます。