ESG

Sustainable Story サステナブル・ストーリー

持続可能な社会に向け、当社グループの「今」をお届けします。

自然災害対策における「自助」と「共助」の在り方

日本は地震や台風などの災害が起こりやすく、近年は気候変動の影響による激甚化が指摘されています。リゾートトラストグループは全国各地に拠点があり、様々な自然災害を想定したお客様やスタッフなどの安全や安心は重要な課題の一つです。
報道では災害の発生直後に焦点が当たりますが、被災者は⾧い間不便を余儀なくされるため、様々な形の支援ができる可能性があります。

当社グループでは、災害時における帰宅困難者の発生や交通ネットワークの途絶による孤立といった事態に備え、拠点地域の自然災害リスクを考慮しながら飲料水や食料、携帯トイレなどの備蓄に取り組んでいます。

災害備蓄品には保存期限がありますが、期限が近づいたからといって廃棄するのではなく、一定の有効な期間を残したうえで、必要としている人々に届ける取り組みを行っています。この取り組みは主にフードバンクと呼ばれる団体を通じて行われています。

直近では、2024年12月にフードバンク団体であるセカンドハーベスト・ジャパン様(東京都)へ非常食2,640食を寄付し、同じくフードバンク団体のセカンドハーベスト名古屋様(愛知県)へ備蓄用飲料水720リットルを寄付いたしました。これらの団体は個人への支援に加え、炊き出しを行っている他の団体へ食品を届ける活動も行われています。

<当社の災害対策担当スタッフからのコメント>
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万が一が起きたときの備えも重要ですが、その備えが実際に必要とされなかった場合でも無駄にすることなく、必要としている方々へとお届けすることで社会に貢献できると考えています。感謝の言葉をいただくこともあり、これからもこのような好循環を創出していきたいと思います。

一年前、令和6年能登半島地震の際には私たちの会社として寄付支援を行いました。寄付金だけでなく、ホテルからの発案でシャンプー、ボディソープ、ボディローションといったアメニティを被災地に運び、被災者に直接手渡しすることができました。

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今後も被災地や被災者の状況やニーズを踏まえつつ、災害で困っている方々のために当社グループとして支援できる事。そしてそれは、自分も当事者になる可能性もある事。そういった事を、常に考え、行動していきます。

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