ESG

Sustainable Story サステナブル・ストーリー

持続可能な社会に向け、当社グループの「今」をお届けします。

地域との共創が生んだオリジナル日本酒「伍縁(ごえん)」

リゾートトラストグループは、持続可能な未来を創造するために、地域の一員としてその地域の自然や文化を尊重しながら事業を展開しています。

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その象徴的な取り組みの一つが、エクシブ琵琶湖のスタッフが手掛けたオリジナル日本酒「伍縁(ごえん)」です。
このプロジェクトは、2019年に滋賀県高島市の蔵元「池本酒造」と地元の米生産者の協力を得てスタートしました。エクシブ琵琶湖のホテルスタッフ自らが田植えや稲刈りを行い、その米を使用して造った「伍縁」は、地域の方の協力によって生まれた特別なお酒です。

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「伍縁」という名前は、エクシブ琵琶湖のスタッフ皆で決めました。五つの縁-地元の米生産者、蔵元、酒屋、ホテル、そしてお客様へと、人と人とのご縁が繋がるという意味が込められています。

そして2025年3月、収穫されたお米で製造された「伍縁」は販売開始から5周年を迎えます。

「伍縁」は、生酒や斗瓶囲い(とびんかこい)、ひやおろし、にごり酒、火入れなど、熟成や加熱処理の有無、絞り方の違いなどで、様々な種類で提供されています。エクシブ琵琶湖の日本料理レストランで楽しむことができ、火入れ(加熱処理)を施したものは同ホテルのショップで販売しています。ホテルが立地する地域の蔵元とコラボレーションし、オリジナルの日本酒を造ったことで、多様な風味を堪能していただけます。このように伝統文化を守りながらも、新しい価値を創造するこのプロジェクトは、地域の魅力を伝える重要な役割もあると考えています。

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エクシブ琵琶湖では、今後、お酒造りの一環として会員様に田植えを体験していただく機会を提供するなど、地域の魅力や価値を共有しながらお客様と共に、取り組みを進めてまいります。  

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